日記・コラム・つぶやき

オスロでの1年

やっと・・・というかもう!?というかオスロに来て早1年経ちました。

去年来た当初、3月末にも関わらず雪が降っていてコルシカの暖かさに慣れていた私達はその寒さに耐えられず、ちょっとばかしオスロに来たことを後悔しそうになってましたが、今年も3月、あったかいな~もう春だな~・・・と思ってたら雪が降って「あ、去年と同じだ。」でも今年は元気、去年より薄着なのにな~。

毎回就職先を変える度に今度こそはもっと楽な場所に!を目指して(どんな目標だ)、場所を変えてきたはずなのに、今が一番大変だ。5年前、初めてフランスのパティスリーで海外研修した時は、こんな暇な仕事があっていいのか??と思って暇を見つけては、別のパン屋で研修させてもらってた。

大体フランスは必ず週2日休日だったから、仕事が忙しくてもゆっくり体を休める時間が取れたし、元気だったら友達に会いにいったり小旅行も出来た。気分転換の方法は幾つでも見つけられたのだ。

オスロでは今の所到底無理な話だ。9月以降は皆日曜定休日のみ休み。冬は日が短くて外に出かける気にもなれず引きこもり・・・2月に入ってからめちゃめちゃ忙しくてイライラしてて「なんでこんなに忙しいんだろう、この仕事嫌いになりそう」とか大袈裟だけど、頭がおかしくなるかと思ってた頃、コルシカから友達が来てくれて平常心を取り戻し!ヽ(´▽`)/。
(特にこれがかなりストレスの原因)3月に入ってからコンクールの練習を休みの日曜日にしているのだけど、疲れでやっぱり普段の仕事に影響が出てくる。は~早くコンクール終わんないかなー・・・。

でも、気を静めて考えよう。後1週間すれば2週間のバカンスだ!仕事は忙しいけれど、毎年確実に(ちょっとだけど)お給料も地位も上がってる。誕生日にはシェフから花束をもらったし、シェフは今までのどこのシェフよりも尊敬出来る立派な素敵な人だ。バカンスでリフレッシュして、又頑張ろうっとヽ(´▽`)/

2ヶ月程前から長年愛用してたデジカメがとうとう故障して新しいのを最近買いました。
けど、サイズが大きいのか写真がアップ出来ず・・・素人でスミマセン・・・・。

あ、今出来ました!!

Oslo_la_neige 3月27日のオスロ。

Millefeuille_yuzuア・ラ・カルトに新しく仲間入りした柚子ミルフィーユ。こないだ日本人の一人が注文してくれただけ・・・おいしいのにな~

Macaron_earlgrey_caramel_crme_brleあ、角度が逆だーアールグレイのマカロン・キャラメルのクレームブリュレ・バニラアイス。VIPデザートでした。

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アレルギー体質ノルウェー人

レストランには様々な人が来ますが、私がノルウェーに来た当初から驚かされたこのノルウェー人のアレルギーの多さ。

日本でも甲殻類・卵・小麦粉・蕎麦アレルギー・・・と特に子供に多いように感じるのですが、バガテルでは一日に必ずと言っていいほど多くの人が何かのアレルギーを申告されています。これは確率としてかなり高いと思うのですが、その例を挙げると・・・

№1 ナッツ(特にヘーゼルナッツ)
№2 牡蠣
№3 甲殻類
№4 乳製品(牛乳・生クリーム・バター・ヨーグルトなどなど・・・)
№5 小麦粉
№6 卵
・・・以下続く。

私はパティスリーに伝えられるアレルギーしか記憶にありませんが、他にも非加熱のフルーツ・チョコレート・林檎・コリアンダー・ココナッツなど本当に様々です。小麦粉・卵アレルギーとなると私は果たして何のデザートを作ってよいのやら度々悩まされます。

勿論本当に大変なのは本人の方なんですけどね。

私も子供の頃には青魚・卵を食べると全身ジンマシンが出来、かなり辛かった覚えがあるのですが、同僚に聞くとやはり子供の頃には沢山アレルギーを持っていて今は殆どの物を食べられるけれど未だに牡蠣は食べられないそうで。

フランスでも計2年半ほどレストランで働いてましたが、一度たりともゲストからアレルギー申告されたことはなかったので、バガテルでは今でも「こんな物まで!!」と未だに驚いています。

以前、シェフの番組打ち上げ(春からまた第2弾が放送されます)の際バガテルで約20人ほど関係者の方が食事をしてましたが、一人の男性がなんと10以上ものアレルギーを持っていて作る側もかなり神経を使っていたのを覚えています。

あらかじめそれらのアレルギーなしの料理を作っていても、本人は不安で直接料理人に何が入っているのか確かめに来ていました。実際、この方、この時生まれて初めてレストランで食事をしたらしく普段は自宅ですべて料理をするそうです。(そりゃそうだ)

ノルウェーの普通のスーパーでは自宅でケーキやパンを作る為のグルテンフリー、グルテン・卵フリーの粉やWasaや他のメーカーからもそういった商品が沢山並んでます。

日本では今では良く知りませんが、一般のスーパーではこういった商品を見かけた記憶が無くてフランスでもそれは同じです。けれども、日本でも年々アレルギー体質の子供達が増えている中でこういった商品が普通のスーパーに並ぶようになったら、お母さん達は少し助かるのかしら??と考えたりしてます。

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コンクール

今日のオスロは雪が降っていて、いつもより暖かいです。

最近、イスラエルのガザ侵攻に対する抗議デモがイスラエル大使館前で行われ、警備体制も厳しくなってます。(ちょうど仕事に行き帰りのこの大使館前を通るのだけど、たまにバリケードが張られて迂回をする)

特に一般市民に危険はないのですが、以前ナショナルテアトレ駅付近で車両が放火されたこともえあるので、オスロへ旅行する方はそういった騒動に巻き込まれないよう注意して下さいね。

さて、クリスマスバカンス前にシェフからチョコレートを使ったレシピを頼まれそれは1週間後締め切りのコンクール用のものだったのですが、一昨日通知が来て、書類選考で通過してしまいました。と言っても、このコンクール、開催されて今回が2度目、案外人数が足らなくて通過した可能性大なのですが。

4月にフランス・ドイツ・スペインで行われるこの地域予選で、決勝進出者が決定されます。
決勝はスペインのマドリードで行われます。ちなみに私は、北ヨーロッパ・地中海地域予選に参加することになったのですが、開催地はドイツのケルンだそうで。

や~フランスの予選メンバー、有名な人ばっかり・・・3ッ星のシェフばかりです。初めての国際コンクール、結果は期待しないで下さい。

パティシエの方!!C3というヴァローナによって開催されたこのコンクール、レストラン・パティスリーがC3メンバーであれば誰でも参加できる(多分、いい加減)ので来年のコンクール参加へはこのヴァローナ・C3のサイトへ!!

ここから今回の予選メンバーが分かります。
http://www.cercle.valrhona.com/cercle_des_chefs/index.php?option=com_content&task=blogcategory&id=40&Itemid=114

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新年明けましておめでとうございます。

元旦にフランスからオスロに戻ってきました。

2009年今年も皆さん、よろしくお願いします!

さて、元旦のオスロの気温-10℃、今日2日の気温-5℃。
フランスもノルウェーもそうなんですが、2日から大抵のお店は営業していて、たまたま今日行った日本食材店も「お正月休みを取っているかな・・・?」と覗いてみたら、営業してました。

新年の挨拶を交わし、気温の話をしたら去年は-15℃になる日が何度かあったそうで、今年は割りと暖かいのだとか・・・。

空港にはまだ雪が残っていたけれど、中心街になると霜が降りているだけのような景色で、けれど寒さは”ツーン!!”と頭にくるような寒さで身がとても引き締まります。

クリスマスはジョスの実家に一日、妹カップルが住むトゥールーズに1週間、そしてパリの友達のところで2日間過ごしたわけですが、ジョスの家族ほぼ全員(兄除く)が揃ったのはジョスが成人してから初めての事で、加えてジョスの双子の妹コリンヌの妊娠発表もあり、両親は歌って、踊ってそれはもうはしゃいでました。ヽ(´▽`)/

私は、そんな光景を見ながら日本のお正月を思い浮かべ、ムショウに日本の物が食べたくなり、今日お昼頃行った日本食材店でホットケーキミックスを買い、もち米を炊き、もちを作ってみました。(本当は母が送ってくれた荷物を待って食べたいのだけど、年末に送ったらしいので着くのはバカンス明けになりそうなので、我慢出来なかった)

何故ホットケーキなのかというと、ただ懐かしくて食べたかったのだけれど、ホットケーキは日本のホットケーキミックスを使うからおいしい(懐かしい)のであって、こっちの粉や何かで適当に作っても満足は出来ない・・・と思う。

ちなみにホットケーキを焼くのは昔から上手かった。丸く、丸く生地を伸ばすのが好きでプツプツと泡が出ては消えるのを待って引っくり返した時のウットリ感は今でも勿論覚えている。それにバターと蜂蜜(メープルシロップが私にはベストだけれど、近くのスーパーには売っていない)をかけ、食べた瞬間ジュッとそれらが染み出る感じがまた好きだ。

というのを、日本食材店でホットケーキミックスを見た時に、その感じを思い出していたので、買わずにはいられなかった。

早速家で作ったのだけれど、相当私は興奮していたとジョスは言ってます。

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★この日の夕方から風邪を引き始めたので、作りかけの餅は食べれなかった。

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バカンス!!

今年最後のバガテルでの仕事が昨日終了し、今日はケータリングのバイトがあったので只今帰宅・・・過ぎてみれば早いもんです。

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明日からやっと待ちに待ったバカンスです!!ユッピー!!


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オスロに来て早9ヶ月、当初と比べればヘッドシェフ・セカンドシェフや他数人のスタッフが去り、一時はたった5人の料理人で料理を作ったこともありましたが、同時にその5人が中心となって今年最後までチームを引っ張ってきました。

来年からは又新旧入れ替わりがありますが、最後のサービスの日にノルウェーナンバー1レストランにバガテルがあるガストロノミック新聞に評価された事は素晴らしいプレゼントでした。

そして、シェフからも感謝のメッセージが皆にこの写真と共に送られたことは二重に嬉しかった事なのでした。

明日から1週間フランスです。

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ちょこっと再開

お久し振りで・・・。

前回クリスマスに向けての仕込みで仕事が忙しくなる事を予想してブログ一旦休憩をしてたんですが、3人新人が入った事と去年と比べるとかなり暇のようで、2週間に1度(日曜以外に)休みが取れる程なので、ブログ、再開してみました。

相変わらず、不定期更新なのは言うまでもなく・・・スミマセン。

Dscf442710月28日にオスロは初雪が降りました。

丁度この日は、労働許可証取得の為(まだ取っていなかったのかという突っこみはしないで下さい)朝早くから出かける所だったので、それはとっても寒い日だったのを覚えています。

あれから一度も雪は降ってないんですが、水には薄氷が張り、朝は霜がよく降りてます。

オスロのシャンゼリゼ通り、カール・ヨハン通りの噴水広場がスケートリンクに変わるのも遠くなさそうです。

Dscf4440現在のオスロ。王宮から撮影。

夕方4時半の景色。夜です。

Dscf4377   VIP、リズヴィック夫妻(毎週水曜・土曜に必ず来る)へのデザ~ト。青林檎と紅茶。

Dscf4396口直し。林檎とバジルのス-プ、温かい林檎のエスプ-マ、レッドグレ-プフル-ツのソルべ。

Dscf4401現在のグランドメニュ-のセカンドデザ-ト。クランブル、林檎のタタン、キャラメルナッツソ-ス、ヨ-グルトソルべ。

Dscf4417リズヴィック夫妻デザ-ト。良く覚えてませんが・・・確かエルダ-ベリ-を使ってました。

Dscf4437リズヴィック夫妻デザ-ト。バジルのブラン・マンジェ、苺のソ-ス、ピスタチオキャラメリゼ、チ-ズケ-キ。

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私の役割

私が働くレストラン「BAGATELLE」は日曜日定休で夜のみの営業だ。

ノルウェーに発つ前に、夜だけの営業なら楽だな~なんて考えてたけど、甘かった。

仕込みの為に勿論午後には仕事を始めるだろうと思ってたけれど、初日朝10時から始めてサービスが終わったのが夜中12時。長かった・・・。この日は特別、復活祭後の為早めに仕事し始めたけれど平日大抵11時から仕事し始める。

何が辛いって食事を取るのが、午後3時半なんだけどみんな食後すぐに仕事を始める。休憩なんてないのも同じだー10分や15分食事してノンストップで夜中まで仕事をする。休みは日曜週1回のみ。

ノルウェー人って働き者なのね・・・。それともフランス人が怠け者だったのかな??

初日はなんとなく冷たかったみんなの視線も(どうやら私はここのデザートシェフとして迎えられたのだけど、なんせ英語も大して話せないから、なんで会話もろくに出来ない外国人がシェフ・・・?と思う気持ちはとってもよく分かる)四苦八苦しながらのコミュニケーションで今では、和やかになった。・・・・と思う。私がそう思うだけ?

とにかく、シェフからはやってみたい事があればすべてトライしていい、道具や型も必要な物は注文していいとの事なので、やっぱりいい環境の所に来たんだろう。

幸い、今までコルシカで作ったデザートやケーキの写真をシェフに見せたところ気に入ってくれたようなのでほっと一安心。シェフが私に求める事は、伝統を守りつつ、進化させたデザート・ケーキ・プティフールを作る事。今は他に2人もパティシエはいるし、やっとクリエイトする事に専念出来るので今までより、もっといいものを作りたい。

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