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Bagatelle 最後の日 Black Supper

怒涛の最後の1週間が過ぎ、仕事最終日もキッチン・サービス共に最高の最後の日が迎えられたと思います。

前回のブログにも書いたように、沢山の方が毎日訪れては、それぞれの思いを抱えて食事をし、レストランを後にしました。特に常連の方の中には、涙したりキッチンに挨拶にくる方もいました。

最後の日、メニューはシェフとジョスによって考案された特別メニューで(料金は普段の栗エイションメニューと同じ)一本で、来客数87名。ほとんどの方がVIP(常連客)、もしくは以前レストランで仕事をしていた仲間でした。ジャーナリストも少し。

12月21日、最終日は皆朝10時にキッチンに入り仕込みをしながら、正午過ぎからテレビ・写真撮影が続き、午後6時、通常通りサービス開始。写真撮影には各地から以前バガテルで仕事をしていた料理人・サービス・ソムリエが集まってました。

未だにもうレストランが存在しなくなっていることが現実的じゃない気がする・・・と思っているのも束の間、22日にジョスがレストランへ片付けに行ってみると、既にSveaas氏によって派遣された男性達がレストラン内の絵画、ワイン他スタッフ用のクリスマスプレゼントのサーモン、テーブルに飾ってあった花は花瓶ごと、秘書の車の鍵もゴミもすべて一緒くたに根こそぎ取り払われ、冷蔵庫や冷凍庫、ドライルームには錠が掛けられ、ドアのコードは替えられ、ほんの数時間前まではそこに生活があった所が空虚になっている最中だったそうです。

幸い、ある程度の道具はシェフと私達のアパートにあらかじめ運びだされていたものの、半数の運び出す予定だったものは既に取り払われているか、監視下におかれていたのでジョスは持ち出すのを諦めたらしく、シェフのキッチンは元のように清潔に掃除をして返したいという意向の元、掃除した後も空しく、こんなに根こそぎ取られてしまうなら、掃除なんてしなければ良かった・・・と後悔したり。

と、色々あった訳ですがとりあえず私達はバカンスに入り(さて、いつまでバカンスなのやら)、久し振りにゆっくり眠り、今回オスロに残る私達は明日、シェフ宅でクリスマスを迎えることになりました。

バカンス中はもっとしっかりブログを更新していきます!よろしく!!

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Norges Formel 1-kjøkken - DN.no
Det var fantastisk - DN.no

イラクから戦争を逃れからバガテルで10年間洗い場で働いてたハッサン。めちゃめちゃ家族思いのお父さんの見本。

Img_2093_28年間バガテルで支配人を務めたグレゴリー(フランス人)今ではブーランジュリーのオーナー。



バガテル最終日のメニューの幾つか。
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Img_2102サーモンと帆立のタルタル。



Img_2106ボキューズのスープをノルウェー版に。
スープにはブレス・チキン・トリュッフ・フォアグラ等。
パイは私が仕込みました。

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帆立、レーズン、ケッパー。


Img_2109タラと白トリュフ。



Img_2115鹿。



Img_2119仕事が終わった時間。



Img_2120鍋などすべて取り除いたキッチン。



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Img_2122ビバンダムはシェフの下に。



     

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