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2009年3月

オスロでの1年

やっと・・・というかもう!?というかオスロに来て早1年経ちました。

去年来た当初、3月末にも関わらず雪が降っていてコルシカの暖かさに慣れていた私達はその寒さに耐えられず、ちょっとばかしオスロに来たことを後悔しそうになってましたが、今年も3月、あったかいな~もう春だな~・・・と思ってたら雪が降って「あ、去年と同じだ。」でも今年は元気、去年より薄着なのにな~。

毎回就職先を変える度に今度こそはもっと楽な場所に!を目指して(どんな目標だ)、場所を変えてきたはずなのに、今が一番大変だ。5年前、初めてフランスのパティスリーで海外研修した時は、こんな暇な仕事があっていいのか??と思って暇を見つけては、別のパン屋で研修させてもらってた。

大体フランスは必ず週2日休日だったから、仕事が忙しくてもゆっくり体を休める時間が取れたし、元気だったら友達に会いにいったり小旅行も出来た。気分転換の方法は幾つでも見つけられたのだ。

オスロでは今の所到底無理な話だ。9月以降は皆日曜定休日のみ休み。冬は日が短くて外に出かける気にもなれず引きこもり・・・2月に入ってからめちゃめちゃ忙しくてイライラしてて「なんでこんなに忙しいんだろう、この仕事嫌いになりそう」とか大袈裟だけど、頭がおかしくなるかと思ってた頃、コルシカから友達が来てくれて平常心を取り戻し!ヽ(´▽`)/。
(特にこれがかなりストレスの原因)3月に入ってからコンクールの練習を休みの日曜日にしているのだけど、疲れでやっぱり普段の仕事に影響が出てくる。は~早くコンクール終わんないかなー・・・。

でも、気を静めて考えよう。後1週間すれば2週間のバカンスだ!仕事は忙しいけれど、毎年確実に(ちょっとだけど)お給料も地位も上がってる。誕生日にはシェフから花束をもらったし、シェフは今までのどこのシェフよりも尊敬出来る立派な素敵な人だ。バカンスでリフレッシュして、又頑張ろうっとヽ(´▽`)/

2ヶ月程前から長年愛用してたデジカメがとうとう故障して新しいのを最近買いました。
けど、サイズが大きいのか写真がアップ出来ず・・・素人でスミマセン・・・・。

あ、今出来ました!!

Oslo_la_neige 3月27日のオスロ。

Millefeuille_yuzuア・ラ・カルトに新しく仲間入りした柚子ミルフィーユ。こないだ日本人の一人が注文してくれただけ・・・おいしいのにな~

Macaron_earlgrey_caramel_crme_brleあ、角度が逆だーアールグレイのマカロン・キャラメルのクレームブリュレ・バニラアイス。VIPデザートでした。

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返ってきた星

こちらの時間では報告するには少々早いのですが・・・

明日3月16日、ミシュランガイド・ヨーロッパ版が出版されますが、バガテルに星が戻ってきました!!つまり再度2つ星になったわけです。素晴らしい!!!ヽ(´▽`)/

今年星を取り戻せるかどうかはバガテルの皆にとってとても気になるところでしたが、どちらかと言うと皆悲観的主義というか、万が一・・・の時にショックが大きくないように冷静を装いつつ期待大のような。

土曜日に実はミシュランガイド・ヨーロッパ版の最高責任者から直接レストランに電話があり、その時シェフはケータリングの仕事でリヨンにいたのでシェフの携帯にかけなおして頂いたのですが、この時既に私達は興奮気味。その理由は、星を獲得する時にのみミシュランから前日に連絡があるとシェフから以前に聞いていたので。

そして、シェフからレストランへのコール!!ウォォォ~!!

嬉涙が出ました・・・。

1年前、丁度星を1つ失った直後に私達はこのレストランで働き始めたのですが、もうまざまざとそれからの記憶がよみがえり、ハードな仕事ですが私達何十時間も何十日間も無駄に時間を過ごしてきたのではない、頑張った分だけ見返りがあったというか努力は誰かがみてくれているというか、その結果が世間に認められた事が本当に嬉しくて皆で抱き合って喜んでました。

シェフが後に話してくれたのは、最高責任者からは星を失った直後取り戻すのはとても珍しい事で素晴らしい!とのコメントがあったそうで、この夜相当シェフは飲んでました。ヽ(´▽`)/シェフからレストランの携帯にall my love!とマーク付きでメッセージが送信されてたので・・・。(ちなみにシェフ60歳)

けれども、ここからが踏ん張りどころ、又新たなスタートが始まったばかり気を抜かずこれからもクリエイトし続けます。

・・・ところでイギリスの3つ星レストラン「ファット・ドッグ」が体調不良の客が400人を超え営業一時停止となっているのはご存知ですか?この記事だけではまだ詳しい経過は分かりませんが、原因がなんだったのかとても気になるところです。
英三つ星レストラン「ファット・ダック」、体調不良の客400人に

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アレルギー体質ノルウェー人

レストランには様々な人が来ますが、私がノルウェーに来た当初から驚かされたこのノルウェー人のアレルギーの多さ。

日本でも甲殻類・卵・小麦粉・蕎麦アレルギー・・・と特に子供に多いように感じるのですが、バガテルでは一日に必ずと言っていいほど多くの人が何かのアレルギーを申告されています。これは確率としてかなり高いと思うのですが、その例を挙げると・・・

№1 ナッツ(特にヘーゼルナッツ)
№2 牡蠣
№3 甲殻類
№4 乳製品(牛乳・生クリーム・バター・ヨーグルトなどなど・・・)
№5 小麦粉
№6 卵
・・・以下続く。

私はパティスリーに伝えられるアレルギーしか記憶にありませんが、他にも非加熱のフルーツ・チョコレート・林檎・コリアンダー・ココナッツなど本当に様々です。小麦粉・卵アレルギーとなると私は果たして何のデザートを作ってよいのやら度々悩まされます。

勿論本当に大変なのは本人の方なんですけどね。

私も子供の頃には青魚・卵を食べると全身ジンマシンが出来、かなり辛かった覚えがあるのですが、同僚に聞くとやはり子供の頃には沢山アレルギーを持っていて今は殆どの物を食べられるけれど未だに牡蠣は食べられないそうで。

フランスでも計2年半ほどレストランで働いてましたが、一度たりともゲストからアレルギー申告されたことはなかったので、バガテルでは今でも「こんな物まで!!」と未だに驚いています。

以前、シェフの番組打ち上げ(春からまた第2弾が放送されます)の際バガテルで約20人ほど関係者の方が食事をしてましたが、一人の男性がなんと10以上ものアレルギーを持っていて作る側もかなり神経を使っていたのを覚えています。

あらかじめそれらのアレルギーなしの料理を作っていても、本人は不安で直接料理人に何が入っているのか確かめに来ていました。実際、この方、この時生まれて初めてレストランで食事をしたらしく普段は自宅ですべて料理をするそうです。(そりゃそうだ)

ノルウェーの普通のスーパーでは自宅でケーキやパンを作る為のグルテンフリー、グルテン・卵フリーの粉やWasaや他のメーカーからもそういった商品が沢山並んでます。

日本では今では良く知りませんが、一般のスーパーではこういった商品を見かけた記憶が無くてフランスでもそれは同じです。けれども、日本でも年々アレルギー体質の子供達が増えている中でこういった商品が普通のスーパーに並ぶようになったら、お母さん達は少し助かるのかしら??と考えたりしてます。

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