さよならオスロ

突然ですが、今日3月6日オスロからフランス+日本へ帰国します!

早いもので、2年このオスロで過ごしましたが思い返せば、よく2年も続いたな~としみじみ思います。

引越しの準備や仕事も若干残っていて、忙しかったので更新が結局出来ませんでしたが、フランスもしくは日本で時間がある時に少しずつ整理をしながらお伝え出来たら・・・と思っています。

これといってノルウェーに関係する情報をあまり収集出来ず、当初の目的と離れてしまいましたがブログを今までご覧になって下さった皆様、ありがとうございました!

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1月28日 (コンクール当日)

2日前からようやくシェフとノルウェーの国民的おばあちゃん(ちょっとおかしな表現?)マダム・イングリッド、彼女は35年前にノルウェーで初めて料理番組をテレビで放送した世界的にも有名な方なのですが、この2人がタッグを組んで料理の本を作ることになったのですが・・・・

基本、私とジョスが料理製作をします。こんなネタをばらしてもいいのか?と思いながらもおそらく出版はノルウェーのみ、ノルウェー語のみになると思うので、良いでしょう・・・多分。(^-^;
次回、本の製作についてポツポツ書いていきます!

それにしても、仕事があるって何て幸せ・・・♪

さて、1月28日コンクール当日の報告です。

この日午前9時45分に指定場所にて集合だったので、午前8時に起床。

支度をして8時半に朝食、普段ほとんど何も食べないのだけれど、この日は自分のデザートのプレゼンテーションが午後3時30分で、その間何も食べられない事を考えて無理やりフルーツサラダとオレンジジュースを飲む。

午前9時半、集合場所にファイナリストがぼちぼち現れ始める。

午前9時45分、各自が持ってきた道具や材料を会場に持ち運ぶ。(前夜からこの道具や材料を管理する部屋は施錠されている)

午前10時、各自のテーブルにてセッティング、材料や共通で使う道具(例えばアイスクリームマシーン・バーナー・ミキサー他オーヴンや冷凍庫も含めて)のチェック。

午前10時半、テーブルから引き上げ、コンクール用のジャケットに着替える。

午前11時、一番目の候補者がデザートの製作に取り掛かる。(以降10分毎のインターバルで各自が製作を始める。私は4番目だったので11時30分開始)

午前11時半、私はデザートの製作に取り掛かる。(制限時間は4時間、これにはデザートを審査員に送り出す時間も含まれている。)アシスタントは無しですが、各自の仕事をチェックする審査員が3人いるので、その人達には質問等が出来る。
例えば、オーヴンは2つしかなく、これを8人で使うので、あらかじめ使う時間帯を伝えて設定温度に用意してもらうとか、どこに必要な器具があるか分からない時、それを持ってきてもらうとかは出来る。

  • これから4時間の間は、テレビのインタビューがたまにある。仕事中の写真の撮影もあるけれど、話しかけられなければ全く邪魔にならない。午後になると、会場のバックサイドの窓から太陽の光が差し込み、気温が上がり始めて、チョコレートやアイスの固まり具合が遅く、心配だった。
  • 思ったよりもテーブルが小さい。今回14皿のデザートをこのテーブルで用意しなければならないのに、全部並べたら多分もうスペースは無いだろうと皆と開始前に話していた。とにかく必要なくなった道具はすぐに撤去するしかない!
  • 開始前はとにかく、私は誰よりも緊張していたと思う。ウロウロしたり、誰かに励ましてもらったり。

午後3時30分、本来ならデザートを送る時間なのだけれど、2番目のデザートが10分程遅れ、最終的に私が送り出したのが3時50分になってから。この間もデザートの温度をチェックしたり、掃除をしたり・・・(製作終了後の後片付けもポイントの評価になる)とにかく喉が渇いて、時間以内にデザートを送れる時間の目処がついてから、ミネラルウォーターを飲む。

午後3時50分、一般会場に出て審査員の前でデザートの説明。

この後は、ひたすら片付けで午後5時頃、様子を見計らってスタッフ用のサンドイッチを食べる。会場にいたジョスとYannikの奥さんの所へ会いに行く。知らないスペイン人から写真を一緒に撮って欲しいとか、エプロンが欲しいとか頼まれる。(←結局あげなかったんけど)

結果発表が午後5時30分と聞いていたけれど、結局45分になった。

各自、その国代表の国旗を持ってスタンバイ。ジャーナリスト審査員・テイスト審査員・ワーク審査員・コンテストヴァローナスタッフ・ファイナリストの順で会場に紹介される。

そして、結果発表!とこんな感じでした。(o^-^o)

この後、会場内のヴァローナスタンドにてシャンパンでコンクール終了の乾杯。

午後6時過ぎ、ジョスとマドリードに住んでいるジョスの従兄弟とホテルへ戻って軽く食事。

午後8時45分ロビーに集合、マドリード市内へコンクール終了のパーティーをする。
(けれど、ファイナリストの一人だったイタリア人は常に微妙に変更されるスケジュールを聞かされておらず、ホテルで一人食事をする事になる。これは、ヴァローナのスタッフがちゃんと候補者全員に連絡すべきだったと思う。私達の場合もたまたま、通りかかったスタッフに予定を聞いたから参加できたものの、そうでなければ、やはりホテルで淋しく食事をしていたんだろう)

午前2時ホテルに帰宅。前日からほとんど寝ていなかった為、すぐにベッドに倒れこむ。熟睡・・・。

翌日、前日ホテルに持って帰れなかった(コンクール会場へ持ち込んだ自分の)道具を取りに行こうと思ったら、昨晩のうちにバックサイドが撤収されていてどこにあるのかスタッフにも分からないという羽目に陥った。

昨日、コンクール終了後自分で持って帰ってこれば良かった・・・と後悔しても遅し、お腹が減っていたこと、とても疲れていて背中が痛かったこと、会場にはまだ沢山の人がいたこともあって、道具は持てる限りのものしかホテルには持ち帰らなかった・・・あ~どうしよう??

一応、ヴァローナのコンクール責任者に問い合わせると、見つからなかった場合すべての道具は同じ道具を見つけるかそうでなければ、返金という形で後で送られてくるとの事。
ヴァローナも責任を感じてるのかしら?

印象、コンクール前まではチェックは厳しく、でもスムーズに行われていたにも関わらず、コンクール後は連絡の行き届きなど、対応にちょっと不満ありでした。

ところで、結果発表後の写真が1枚見つかったので、良かったら見てください。満面の笑みですo(*^▽^*)o

Fotoglif 受賞写真 ←クリックしてください。


               

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1月27日(コンクール前日)

コンクール前日、ジョスとは搭乗時間が若干異なるものの、朝6時過ぎの飛行機の為、朝3時半に起きて4時半に出発。こんな日に限って雪が降るんです・・・。

私の飛行機は、6時20分オスロ無事飛び立ち、コペンハーゲンで乗り継ぎ。

そして、ここでしばらく足止め!!大雪で飛行機のモーターを暖めるのに時間がかかったり、飛行機の上や滑走路の積雪や氷を取り払ったり、洗浄したりと1時間20分の遅れでした。さすがに1時間過ぎたころ、心臓がドキドキしてきたけれど、アナウンスによると欠航の言葉は流れてこなかったので、とりあえず待つ(しかない)。

その後、問題無くコペンハーゲンを発ち、マドリードに着くまでは3時間かかるので、とりあえず寝る。
2時間後目が覚めて外を見ると、おそらくフランスのミディ・ピレネー山脈辺りが見え、景色にうっとり・・・この辺りをこえるとスペインへ入り、マドリードまで後30分という位の所で飛行機が傾き方向転換。
この時、虹の輪の中に飛行機の陰が・・・!ちょうどこの時ヨーロッパ全体に雪雲が発生して、マドリードには雪は降ってなかったけれど雲がかかっており、その反対側の雲の隙間から太陽が差し込み、ちょうど条件が揃ったのですね~見ました。普段、飛行機に乗る時はジョスが窓側で、今回は一人だったのでたまたま窓側を選んだのですが、コンクール前、ちょっと幸せ~な気分になった時でした。
(ちなみにこれをブロッケン現象というのだそうです)

マドリード1時間遅れで午後2時到着、タクシーでホテルに向かい着いた途端に携帯が鳴る。ヴァローナの北ヨーロッパ地区担当の人から電話で「今どこ!?皆、探してるわよ!」。

あれ~でも確か午後3時にミーティングって予定表には書いたあったんですけど・・・不思議に思いながらもチェック・インをしていると本当に皆待っていたらしい。ヴァローナのシェフ・パティシエ達が続々と挨拶をしにやってくる。いや、申し訳ない・・・。でも、3時って書いてあるよ?(←納得してない)

それから、別室にて持ってきた道具・材料をチェック。(コンクール後、ほぼすべての道具を会場にて撤収されたのか盗まれたのか、失くしてしまうのだけど(`ε´)

午後3時、やっと昼食を頼む。丁度、前回のケルンでのセミ・ファイナルで共にファイナリストとしてホテルに先に着いていたYannikとその奥さんと一緒に食事を頼んだけど、1時間経ってようやく頼んだ物が来た。スペインだな~、ここは。

午後5時、ルール説明、質疑応答を英語・スペイン語・フランス語の3カ国後で行われ、会場のバックステージを見学。

午後8時、ファイナリスト・コンクールの関係者等で市内のレストランで食事、午後11時30分ホテルに帰宅。

ジョスはこの後、私のプレッシャーにならないよう(なることを言わないように)にひたすら飲んで酔ってから寝る。私は、早めにベッドに入ったのに、全然眠れない。ジョスはいびきをかいて寝てるよ・・・オイ!でも、そうやって気使うあんたはかわいいから許そう。

ジョスのいびきで寝れないというのもあったけれど、やっぱりコンクールの事が気になって眠れない。緊張しているわけではないけれど、段取りやレシピやシュミレーションを考えてなかなか寝付けず、結局朝5時に眠りにつく。

ブロッケン現象。(画像をお借りしました)
私が見たのは、飛行機の陰がすっぽり虹の中に入っていました。

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Valrhona DessertconcoursC3の結果報告

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私は12月のレストラン閉店後、仕事や研修先を探すわけでもなくたまにコンクールの練習をしてはボ~・・・・っとした日々を過ごしていました。退屈っていうのは苦痛です。

今月28日にマドリードでヴァローナ主催のチョコレートを使ったデザートコンテストが開催されました。

ファイナリストとして8人が各国から選出され、私はノルウェー代表として参加したのですが、結果私は準優勝でした!

コンクールは開催される場所がホームでない限り、必ず条件が異なります。
今回ノルウェーとマドリードでは気温の差がネックでした。
会場は日本でもよく見られるエキスポの会場でしたが、製作場所側の窓が前面ガラス張りで午後の日光が入り、チョコレートがなかなか固まらなかったり、冷凍庫の温度が安定しなかったりと様々な条件の違いがありました。

詳しい報告は後日書きますが、テレビ撮影・インタビューなどに時間が取られたにも関わらず最終的に失敗もなく時間通りにデザートを審査に出せたことに、本人的にはとても満足しています。

前回のケルンでの失敗(こちらを参照)を繰り返すまい!と心に決めていたので、すべき事をこなしデザートを送り出した後はとても爽快で結果がどうあれ悔いは無いと思ってました。新しいパティシエ仲間も増え、本当にいい経験が出来ましたヽ(´▽`)/

こういった大きなコンクールは1年2年もかけて創作から日々の練習・素材や道具探し、1・2次選出、決勝という経過を辿ります。その間必ず頭の片隅でコンクールの事を考え、私の場合普段の仕事が手一杯で練習がはかどらなかったり、練習結果に満足出来ずに不安になってイライラしたり・・・とにかくストレスでした!!

今回、冒頭文にもあるようにかなりリラックスをして決勝に挑んだにも関わらず、当日には心臓がドキドキ・・・夜は頭からコンクールの事が離れず朝まで眠れず(ノ_-。)肝が小さいんです。

033審査の様子。スクリーンに映されているのが私のデザートです。
14皿作った中で一つだけソルべが落ちてしまったのが映されていたなんて・・・。






デザートの説明をするところ。

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(左から)前回の優勝者ドイツの3つ星のシェフです。私、今回の優勝者フランスの3つ星レストランピックのパティシエ、今回3位獲得オーストリアはウィーンのホテルレストランシェフです。068058








表彰の様子。

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新刊紹介

シェフの新しい本が出ました。

今の所ノルウェー語のみですが、ノルウェーサーモン「SALMA」ブランドだけをテーマにしたサーモンの料理本です。

鮭は好きでもサーモンは好んで食べず、食べてもフランスではスモークサーモンしか食べなかった私。フランスで新鮮なサーモンを手に入れるのは結構難しいです。オスロでもスーパーでおろして置いてあるサーモンはまず食べません。

が、このSALMAは別です。あの嫌な脂っこさや臭さは全くなく、身もしっとりと柔らか。SALMAについて2人の方のブログ拝見しましたが、SALMA絶品!の文が目に入ります。日本人に気にいられるサーモン(鮭とはまた違うおいしさです)ってなかなかやりますね、ノルウェー。しかもスーパーで買える庶民さがいいです。(ICA、MENY,JACOBS等、KIWIでは買えない)

サーモンは自然に近い養殖で育てられています。
まだ、その養殖場を見に行ってませんが餌の海老を撒き、それを小魚が食べに来て、その小魚をサーモン君が食べるという非常に大雑把な説明を聞いています。(SALMAのサイトが見つからないので、調べられませんでした・・・(u_u。)

それを人間がベルトコンベアーに乗せ、機械が捌き、機械により真空パックされる仕組みでその身が人間に触れられる事はなく、ゼロ%バクテリアで出荷されるんだそうです。そういうわけで、賞味期限も1週間と長く、切り身になっているので無駄もないわけです。

このSALMAのプロモーションを何年も前からシェフが世界中で行っており、今ではフランスでも手に入るほどになりました。そして、このSALMAの料理本を出す事がシェフの夢であり、その形となった本が今回紹介するこの本なのです。

Photo ヨーロッパの偉大なシェフによるSALMAのレシピが丁寧にここに書かれています。

例えば、フランスでは
Marc Haeberlin
Paul Bocuse
Michel Guérard
Regis Marcon
Anne-Sophie Pic
Michel Troisgros
Yannick Alleno.....
等すべて3つ星シェフによるレシピがその人物とレストランの歴史と共に書かれています。

イギリスのファットダックのシェフ(昨年問題が起きてましたが)やイタリア・スペインの3つ星シェフやそれぞれの国で料理界に改革を起こした料理人によるサーモンのレシピが載っているのです。いや、スゴイ!

(レシピは載ってませんが私のデザートが90ページの端っこに!!う、嬉しい。(≧д≦)

おそらく、英語・フランス語版もいずれ出版されると期待してます。




そして、04112009_299これらは本の撮影の様子。04112009_305

ジョスがこの日の早朝釣られたSALMAのもととなるサーモンをこれまた朝早くこのように棒に固定して、駐車場!にて撮影。

内臓04112009_306を掃除出来ないのでちょっと心配でしたが、撮影後(ジョスが)捌いて味見したところ・・・真空パックのそれよりも新鮮な海の香りする味に又ビックリ!(当然かもしれないが、内臓の事があったので)

^^この日の朝釣られたサーモン。なかなかかわいい表情です。

P.S.最後のシェフのページの料理はジョスが作ったものです。よくやった、相方!!

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スタバンガーお薦めレストラン

年末、のある日日帰りでスタバンガーへ去年秋にオープンしたばかりのレストランRenaaに調査に行ってきました・・・。

バガテルで一緒に仕事をしていたフランス人の次の職場でもあるので、3人で向かいました。

朝9時半のスタバンガー市内公園内池にて。

半分凍ってます。

Img_2164 Img_2201レストラン・レナ(RENAA)

以前にも書きましたが、ここのシェフはレストランオープン前に素敵な料理の本を出してします。
naked ingreients
そして、以前バガテルで2番シェフとして働いていました。バガテル最終日には忙しいにも関わらず写真撮影にスタバンガーから駆けつけていました。とてもサンパなシェフです。

2階がブラッスリーで地下がシェフの洗練された料理が楽しめるレストランになっています。

ブラッスリーはなんと11時~25時まで!スタバンガーでこれは、スゴイ・・・しかも年中無休!フライデーみたいなチェーン店じゃないのに!(勿論ある程度のバカンス期間はあると思います)

レストランはおそらく定休日があるかと思います。行かれる前に確認をした方が良いです。

この日は、ブラッスリーのみのオープンでした。

Img_2224先ず、席に案内されて?。
すでにパンとバターがテーブル上に用意されてます。テーブルセッティングはシンプルで素敵なのに、どれ位時間が経ってるのかしら?と気になります。パンもバターも当然乾燥気味です。味はおいしいのに、残念・・・。



Img_2230

ムール・フリット!懐かしい・・・フランス北部ではとてもポピュラーな食事です。
余談ですが、8月フランス北部のある町ではムール祭りなるものが開催され、レストランはお客さんが食べたムールの殻の量を競う・・・という話を聞いた事があります。 

期待を裏切らず、文句なしにおいしいです。



Img_2231の後食べたソーセージときのこのシンプルソテー。
このソーセージはおいしかったです。しっかりお肉の味がしました。ちゃんとお肉屋さんで作られた食感と味です。きのこはエリンギに似た大きいのがゴロゴロ・・・種類は分かりませんでした。







Img_2233そして、アントルコート(リブロース)のグリル・トマトと松の実とほうれん草のサラダ・オニオンリング・パセリバター添え。

かなり肉食系に偏ってきた私、トゥールーズで食べて以来時々無性に食べたくなるアントルコート。この前のムールとソーセージを食べていなければ完食していた一品。古典的なステーキとパセリバターにサラダが乗っているのはやはりセンスある出し方で、食べやすくなってます。


お肉も柔らかいし、しいて言えば乗ってるサラダが冷たいのでステーキが冷めやすかったけど(冷めてもおいしいですけど)、それを除けば満足です。これに、フライド・ポテトも付きます。

Img_2243そして、デザート。
こういったデザートがフランスには存在しないので、説明だけで・・・おそらく!林檎のコンポート・クランブル・日本でいうサワークリームのもっと柔らかい食感・シナモンだった気がします。(いい加減です)ソースは・・・?








私達はシェフにお任せコースを頼んだのでこんな品数ですが、周りを見ていると家族連れも多く、大抵の人は1品で済ませていました。ブラッスリーと言えども、フレンチ+アメリカンな感じです。値段もメニューを見ていなかったのであてにならないとは思いますが、1品200nk前後だと思います。日本円にすれば高いとは思いますが、ノルウェーの物価とレストランの質を考えると妥当な料金設定だと思います。サービスも気持ちいいし、トイレも広くてキレイだし。

最初のテーブルセッティングの不満を含めても、最終的に大満足な味とサービスでした。
食後、忙しい中シェフに地下のレストランとキッチンを案内してもらいました。同僚も新装されたキッチンを見て更に働く意欲が湧いたよう、今度はレストランに行ってみたいですね~・・・。



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新年明けましておめでとうございます。

日本は既に2日になってますが、皆さん明けましておめでとうございます。
今年は日本にもうすぐ帰国、家族は勿論少しでも多くの友達、お世話になっている方々に再会出来たら・・・・と思います。

私達は、大晦日をシェフに誘われてその友人宅にて過ごしていました。

この日も-10℃と冷え込み(ジョスの両親が住んでいるフランス南西部はなんと午後17℃!こっちの方が問題かも)午後8時に皆集まり始め、シャンパンで乾杯。

年越しという日本の年度を振り返ってゆっくり過ごすというよりは、フランスもそうだったけれど、オスロも新しい年が来るのを今は今かと待ち遠し過ごす感じです。新年を迎えると外に出て、ノルウェー全体かオスロだけなのか街中に花火があがるのでそれを見ながら、ハグやビズをしてお祝いしました。そして、再度シャンパンで乾杯!

今回のように冬に花火を見るのは初めてで(日本は夏だし、フランスは7月14日に唯一花火が上がる)、食事で体が温まった後もの凄い寒い中花火を見上げているので、一気にアルコールは抜けます。( ̄▽ ̄)友人が言うには、花火の音を聞く時、雪があるときと無いときでは伝わる音が違うそうです。で、雪がある時の方がいい音なんだそうです。私も意味が分かっているのか分かってないのか・・・スミマセン。

食事はアペリティフに始まり、ラングスティーヌのパエリアのようなもの、平目のグリル白トリュフ添え+野菜のフライ、でメインは骨付き子羊のバーベキューとトマトのコンフィ・チリソースでした。デザートは私が作りましたが、省略します。ww

今日元旦は大掃除をして、昨日買っておいた、牛肉と鰻でなんちゃってしゃぶしゃぶと野菜掻き揚げ、鰻ご飯(山椒や木の芽やシソがないので、ごま油・生姜・炒りゴマとシブレットをご飯に混ぜた)、デザート(省略)という食事でした。御節とはかけ離れてますが、日本の食事はやはり、私のおなかにしっくりくるし野菜が多いのでホッとします。

皆さんにとって、笑顔ある幸せな2010年になりますように願っています。そして、今年もよろしくお願いします。ヽ(´▽`)/

素敵Img_2263なテーブルセッティング。



Img_2268人の娘さん、活発でいつも笑顔!






Img_2275

ノルウェー人の奥さんを持つアメリカ人旦那さん(招待客)と子供達。


Img_2279の赤ちゃん、-10℃の外ベビーカーの中でスヤスヤ・・・と眠っていた。
ベビーカーの中ってそんなに暖かいんでしょうか??



Img_2287くてよく見えませんが、メインの子羊です。おいしかった!


   



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Bagatelle 最後の日 Black Supper

怒涛の最後の1週間が過ぎ、仕事最終日もキッチン・サービス共に最高の最後の日が迎えられたと思います。

前回のブログにも書いたように、沢山の方が毎日訪れては、それぞれの思いを抱えて食事をし、レストランを後にしました。特に常連の方の中には、涙したりキッチンに挨拶にくる方もいました。

最後の日、メニューはシェフとジョスによって考案された特別メニューで(料金は普段の栗エイションメニューと同じ)一本で、来客数87名。ほとんどの方がVIP(常連客)、もしくは以前レストランで仕事をしていた仲間でした。ジャーナリストも少し。

12月21日、最終日は皆朝10時にキッチンに入り仕込みをしながら、正午過ぎからテレビ・写真撮影が続き、午後6時、通常通りサービス開始。写真撮影には各地から以前バガテルで仕事をしていた料理人・サービス・ソムリエが集まってました。

未だにもうレストランが存在しなくなっていることが現実的じゃない気がする・・・と思っているのも束の間、22日にジョスがレストランへ片付けに行ってみると、既にSveaas氏によって派遣された男性達がレストラン内の絵画、ワイン他スタッフ用のクリスマスプレゼントのサーモン、テーブルに飾ってあった花は花瓶ごと、秘書の車の鍵もゴミもすべて一緒くたに根こそぎ取り払われ、冷蔵庫や冷凍庫、ドライルームには錠が掛けられ、ドアのコードは替えられ、ほんの数時間前まではそこに生活があった所が空虚になっている最中だったそうです。

幸い、ある程度の道具はシェフと私達のアパートにあらかじめ運びだされていたものの、半数の運び出す予定だったものは既に取り払われているか、監視下におかれていたのでジョスは持ち出すのを諦めたらしく、シェフのキッチンは元のように清潔に掃除をして返したいという意向の元、掃除した後も空しく、こんなに根こそぎ取られてしまうなら、掃除なんてしなければ良かった・・・と後悔したり。

と、色々あった訳ですがとりあえず私達はバカンスに入り(さて、いつまでバカンスなのやら)、久し振りにゆっくり眠り、今回オスロに残る私達は明日、シェフ宅でクリスマスを迎えることになりました。

バカンス中はもっとしっかりブログを更新していきます!よろしく!!

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Norges Formel 1-kjøkken - DN.no
Det var fantastisk - DN.no

イラクから戦争を逃れからバガテルで10年間洗い場で働いてたハッサン。めちゃめちゃ家族思いのお父さんの見本。

Img_2093_28年間バガテルで支配人を務めたグレゴリー(フランス人)今ではブーランジュリーのオーナー。



バガテル最終日のメニューの幾つか。
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Img_2102サーモンと帆立のタルタル。



Img_2106ボキューズのスープをノルウェー版に。
スープにはブレス・チキン・トリュッフ・フォアグラ等。
パイは私が仕込みました。

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帆立、レーズン、ケッパー。


Img_2109タラと白トリュフ。



Img_2115鹿。



Img_2119仕事が終わった時間。



Img_2120鍋などすべて取り除いたキッチン。



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Img_2122ビバンダムはシェフの下に。



     

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Bagatelleの閉店のお知らせ

沢山報告したいことはあるのですが、真っ先にお知らせすべき事があります・・・・。

ノルウェーでは既に10日程前から公になって知らされていますが、12月31日BagatelleのシェフであるEyvind Hellstrøm氏がレストランを去ることになりました。

実際には営業は12月21日までなので、この日が営業最終日となります。

誰か別の料理人が引き継ぐのではなく、完全にレストランが無くなります。

この突然の報告は新聞・テレビ・ラジオなど各メディアによって取り上げられ、今ではノルウェー中に知れ渡っていると思います。ここまで取り上げられるのはやはり、シェフがテレビで番組を持ち、国民的スターの一人として今注目されているからだと思いますが、それにしてもレストランが無くなる・・・という事がとても淋しいです。

原因はレストランの(数年前からシェフと折半)所有者であるSveaas氏との経営に問題があったわけですが、ここでは私がシェフから説明を受けた時のことを書きます。なんせ、新聞もテレビも勿論ノルウェー語で全く理解出来ないので・・・(^-^;

私達従業員にこの事が知らされたのは12月4日、新聞に公に報告される前日の事でした。

もともと、この冬10人中6人の料理人が仕事を終える予定だったので、シェフとの個人的面談を受けたのは私達と後の2人。

シェフからレストランを去ること、と共に12月31日付けで私達も辞めるよう勧められたこと(この時点ではまだSveaas氏はこの事実を知らない)、というのも今後Bagatelleがどうなるか誰にも分からないので。
そして、私達のコンクールについて、その後の生活について話し合いました。

シェフとSveaas氏とには以前から経営において問題があったようですが、詳しい事は私には分かりません。ただ、シェフはレストランはシェフとSveaas氏と共有物になっていたけれど黒字時に儲けは取り上げられ、赤字時に助けはなく、実際金銭面で問題があったとしても、より問題があったのは経営・政治だけを考えるその考え方と礼儀が欠ける人間関係だった言ってました。

今では国民的スターになったシェフのこの報告を受けて勿論バッシングを受けるのはSveaas氏でしたが、今週2度の予約キャンセルされるかと思いきやき ちんと来られました。一時シェフと対面がレストランであり、(サービスが)緊張する一面もありましたが、特に事は大きくならず、営業も後僅か1週間。

ほぼ満席に近かった予約は今は130%の予約、予約待ちリストがズラリと毎日書かれています。一般のお客さんもそうですが、これまで関わってきた業者さんもBagatelleで最後の食事を・・・と予約されることもありました。

というわけで、この2週間、私は休み無く毎日15時間仕事をし(徹夜にならないだけましかも知れないけれど、30を超えた体には相当こたえる)今日やっと休みになりこの報告をやっと書いているわけです。いつもタイムリーでなくてスミマセン・・・。

ただ、レストランを去る事が一番辛いのはやはりシェフである事には変わりません。27年間この場所でフランス料理を作り続け、ノルウェーのレストラン業界 をボキューズ・ドールで優勝者が出るまでに変え、多くの料理人が世界からお客さんが、スカンジナビアで唯一の国際的に知名度あるレストランがもうすぐその 歴史を終えようとしてると考えると私はとても淋しいです。

シェフの活動はこれからも本の執筆やテレビ番組、各地でのデモンストレーションと続きます。シェフの作る料理ももしかしたら、またどこかで食べる事が出来るかもしれません。

もし、又シェフの料理を食べる機会が出来たなら、是非ノルウェーの人達の食べてもらいたいです。というのも食材は(野菜やフルーツを除いて)ほぼ100%ノルウェー産のものだからです。
冷凍ピザの販売数が世界№1の国に、子供達が好きな料理がタコスとピザという国に、自国にこんな素晴らしい、おいしい素材があるのだという事を知ってもらいたいです。


12月22日から私達は失業者となってしまうのですが、シェフは新しく料理本を出す予定らしくジョスはその助手を、私はコンクールの練習をしながら本作りの助手とそのデザート作りを2月迄する事になりました。その為のキッチンは今シェフが探している最中です。



これまでに放映されたレストランに関してのニュースです。(ノルウェー語)
nrk 12月9日
nrk 12月9日 Part2
nrk 12月12日
DN 12月7日



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コルシカでの夏休み

11月4日、オスロでは初雪が降りました。

去年と比べて2週間程早く、2日間チラチラとしたかと思ったら今ちょっと暖かくなってます。朝5℃位ですかね・・・。雪が降る前って雪が降るような匂いがあるんです。

で、こんな出だしで夏休み、コルシカで過ごした時の報告です。(遅)

いかにも夏休みらしい時を過ごしたという実感があったコルシカでの休暇。

釣りをして、疲れたら寝て、読書をし、食べて喋って寝る・・・の繰り返し。
しかも宿題はなく、ただ友達と遊びと食べることだけを考える。最高の10日間でした。

コルシカに向かう前日、大規模な山火事がポルト・ベッキオ近くであり、幸い飛行機は運航されていて私達は予定通りフィガリ空港に着いたのだけれど、この火事で辺り一体温度が上昇し、着いた時の気温何と40℃!(と、いっても日本もたまに山火事が無くてもこんな異常な温度になってるんだから恐ろしい)。
直前までアイスランド・ノルウェーに居たため、「コルシカは暑いんだろうな~」っとぼぉっと考えながらも、ジョスはジャケットを、私はセーターを(と言ってもサマーセーターだ、一応)着ていた。
当然ながら、フィガリ空港でそんなものを着ているのは私達だけだった。


04112009_153 今回に限らずいつもお世話になってる親友のありちゃんの所にお邪魔。
写真はありちゃんの義妹のロバと一緒に。目が超優しいけど、手を食べられた・・・。



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変な形をした岩がコルシカには一杯ある。
これ、鼻をほじってるみたい。ww 




04112009_197この岩辺りから見える湖・・・といえるのかな?大きな水溜りのよう。



Img_1270不思議と沢山猫がいる。犬はほとんど見かけない。



Img_1288夜のポルト・ベッキオ。
明かりは、僅かにレストランやバーからもれるだけ。


ジョスも前回よりは数を取ってきてるから進歩したんだろうけど、大勢で食べるには量が足りない。(私はもっと取れないんだから大した口は利けないけれど)ありちゃんの旦那さん、JJは必ず、ほぼどんな時でも必ず食事になるような立派な魚を捕ってくるから素晴らしい。
Img_1257
見て、JJのこの立派な鯛!!何がどうなってこの綺麗なエメラルドブルーが付いてるんでしょうか?

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ジョスはルジェ(ヒメジ)をゲット。



Img_1253私はたまたまタコを捕る。




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夜、ありちゃん家近くにあるシェ・ジョジョというオッサン2人のバーに行く。一日中、冷えたビール(これが肝心)をおそらく客よりも飲んでいると思われる。客にも冷えてないと出さない・・・(こういう感覚は日本では当たり前なのだろうけど、フランスでは冷えていなくても気にしない店は多い)

ジョジョ・私・ありちゃん。

Img_1289
が、ここで一番安心して飲めるのもビールなのかもしれない。
この、メゾン・パンチというのが怪しいのだ。「ノンアルコールの物は・・・?」と頼んだら、このメゾン・パンチが不透明のジョウロに入って注がれた。中身はなんだろう・・・?と絶対不安になる飲料で、当然ノン・アルコールではなかった。

Grande_bluejpg2

ある別荘からの眺め。

思わず息を呑んだ瞬間。









Grande_blue_3グラン・ブルーの世界。




Img_1299_3 今回、そのお世話になったありちゃんとJJのアトリエ。
実は日本酒の輸入を生業としています。アトリエには、二人が釣った魚の魚拓や、その魚拓Atelier_jj_et_alisa_2Tシャツ、勿論お酒他、お茶・日本食品などがあり、お酒のテイスティングもここでしています。



詳しい事はこのHPから。
Midorinoshima
とブログコルシカへ嫁に行く女

で、いつの間にか日本のテレビで二人とも有名になっていました!
グッと!地球便


以前のコルシカの生活をより楽しめたのはこの2人がいたこそであり、2人にはジョスも私も色んな面で良い刺激を受けています。

また、このありちゃんがコルシカへ嫁いだおかげで、コルシカの情報が雑誌・テレビ・新聞などで紹介され認識され始めています。

どうぞ、美しきコルシカへ皆さん、トリップしてみてください。





   

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